【営業時間】10:00~19:00【定休日】水曜日
〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町1丁目4-3 エフケイビル502号

お問い合わせ

メープル・コラム

あご当てについて

肩当てを使わない方はいますが、あご当てを使わない方はいません。

あご当て Chin Rest (あごを休ませる、乗せる所)は、

1822年頃作曲家かつバイオリン奏者のルイ・シュポーア(1784~1859)が発明しました。

元々バイオリンはあごで挟まずに演奏されていました。その後、右側に、左側に挟むようになり、

遂にあご当てが使われるようになりました。そのことで楽器を水平に保てるようになり、

ポジションの移動やビブラートも容易になり、奏法の発展にもつながりました。

ところで、よく楽器をうまく持てないので、肩当てが合わないので換えたいと言われます。

本当にその原因は肩当てでしょうか。以外と多くの場合は肩当てではなく、あご当てが

合っていないことがあります。あご当ては、素材や色はもちろん、形もいろいろと存在します。

また、大きすぎるあご当てもよく見られます。重たいでしょう。

ぜひいろいろなあご当てを試してみませんか?そのうえで肩当てを選んでみてください。

きっとフィットすることでより良い演奏につながるでしょう。

バイオリン豆知識